TEM:像モード
💡 本ページはJEM-2100plusのクイックマニュアルです。 内容は変更される場合があります。 実際に装置を使用する場合は、事前にトレーニングを受けて下さい。
- 焦点合わせ(粗)
- [PANEL-R : STD FOCUS] 対物レンズ基準電流呼び出し
- [PANEL-R : Z△▽] 試料高さ(Z)調整:最もコントラストを低くする
- 焦点合わせ(精密)
- [PANEL-R : OBJ FOCUS] 正焦点付近の見やすい焦点に調整する
- 正焦点(ジャストフォーカス):膜孔の輪郭のコントラスト最小
- 過焦点(オーバーフォーカス):Focusを正焦点から時計方向へ
- 不足焦点(アンダーフォーカス):Focusを正焦点から反時計方向へ
💡 コントラストの低い試料は正焦点では不鮮明になるので、やや不足焦点に設定する。
- [PANEL-R : OBJ FOCUS] 正焦点付近の見やすい焦点に調整する
- Wobbler を使用した焦点合わせ
- 焦点合わせ(粗)を済ませておく。
- [PANEL-R : IMAGEWOBBLER :IMAGE X or Y] image wobbler をOn
- 対物絞りを開放する。(又は大きなサイズにする)
- 焦点が合っていない場合は像が二重に見える。
- [PANEL-R : OBJ FOCUS] で像が1つに重なるように調整
💡 像が重ならない場合は、対物レンズの非点収差を補正する
- [PANEL-R : IMAGEWOBBLER :IMAGE X or Y] image wobbler をOff
TEM:DIFFモード
(参照)JEM-2100plus:電子回折(基本)