分析電顕室では、オンライン会議システムを活用したリモート立会観察を実施しております。来室されないでも、観察状況をリアルタイムでオペレーターと共有し、実験を実施することが可能です。インターネット環境があればどこからでも立会可能ですので、研究の効率化、新型コロナウイルス感染症対策に、ご利用をご検討ください。
こんな時に
- 別キャンパスなど、遠隔地からの利用なので来所が困難。
- 実験や会議の予定が多く、まとまった時間の来室が困難。
- 委託観察でデータ取得して欲しいが、実験中の様子が知りたい。
- 感染対策の為で、対面での立会を避けたい。
実験装置の画面を直接共有します。
- WEB会議システムの画面共有機能を活用して、実験装置の画面を直接共有します。
- WEBカメラ等でディスプレイを撮影しておらず、オペレーターと同じ画面を視聴することが可能です。(実際の解像度や応答性はアクセス元のディスプレイの仕様やネットワーク環境に影響されます。)
リモート操作ではありません。
- 本サービスでは利用者による実験装置のリモート操作には対応していません。
- 装置のオペレーションは当室スタッフが現地で行います。
- リモートアクセスの安定性はネットワーク環境に依存します。現在の標準的なネットワーク環境では、安定した装置の遠隔操作を行うことは困難です。また、試料交換やトラブル対応のためには現地スタッフが必須となります。
- 遠方からの訪問不要で、複数の研究者や専任のオペレーターがリアルタイムでやり取りをしながら、実験を行えることが、リモート立ち合いの最大のメリットといえます。
- 遠方から装置利用に来られた利用者の方が、同システムを使用して外部の方と画面共有して実験することも可能です。
対象装置
- JEM-ARM200F
- JEM-2100plus
- JEM-2000EXII
- EM-002B
- FIB
- リモート打ち合わせ
その他の装置についてはご相談ください。
利用条件
- 通常のオンサイト実験と同様。
- 原則として学内の研究者、学生及び分析コア長の許可がある方。
- 学外の方の学術利用はナノテク融合技術支援センター(CINTS)の利用申請が必要です。
使用料金
- 通常の装置使用料金及び技術支援料がかかります。
- 立会無しの依頼分析と同額です。
- 現在はリモート対応による利用料金の加減はありません。
- 今後利用料金が設定される場合があります。
ご利用に関する注意
- サンプルは事前に郵送や学内便等の直接受けわたしがない方法でご送付ください。(コロナ対応時)
- 事前に文書で、詳細な観察手順を指示してください。
- リモート立会では通常のWEB会議システムを使用します。スムーズに実験を実施するために、事前に使用方法や接続状況を確認しておいてください。
- 利用者の方が通常ご利用になられているWEB会議システムをご利用になれます。(利用者の方にWEB会議のホストをお願いします。)
- 当室がホストになる場合はZoomを使用します。(リモート立ち合い用専用端末でホストしますので、途中での入退室等にも対応が容易です。)
- インターネット回線の不調などの要因によってリモート視聴が中断される場合がありますが予めご了承ください。
- 具体的な利用方法については当室までお問い合わせください。
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