💡 本ページはJEM-2100plusのクイックマニュアルです。 内容は変更される場合があります。 実際に装置を使用する場合は、事前にトレーニングを受けて下さい。
💡 各種絞りの操作
集束絞り
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モード
- [PANEL-R : STD FOCUS] 対物レンズ基準電流呼び出し
- 念のため
- [PANEL-R : MAG/CAM L] 倍率設定 (x20~50K程度)
- ビームセンタリング
- [PANEL-L : BRIGHTNESS] 蛍光板上でビームを絞る。(クロスオーバー)
- [PANEL-L : DEF/STIG : BRIGHT TILT] 明視野照射モード選択
- [PANEL-L/R: SHIFT-X/Y] Beam Shiftでセンタリング
- [PANEL-L : BRIGHTNESS]スクリーンと同程度にビームを広げる
- [CLA:絞り選択つまみ]集束絞りの径を選択する。
- [CLA:絞り位置調整つまみ:前後/左右] スクリーン中央に絞りを移動する。
- BRIGHTNESS を変化させた時に、ビームが同心円状に変化することを確認。
- レンズのヒステリシス由来でクロスオーバーを表示させた時の位置がずれる為、高倍率で厳密に追い込む必要はない
制限視野絞り
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モード
- [OLA/HCA]対物絞りが挿入されている場合は開放する。
- [SA:絞り選択つまみ]制限視野絞りの径を選択する。
- [SA:絞り位置調整つまみ:前後/左右] スクリーン中央に絞りを移動する。
対物絞り(HC:ハイコントラスト)
- 簡易
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モード
- [HCA:絞り選択つまみ]制限視野絞りの径を選択する。
- [HCA:絞り位置調整つまみ:前後/左右] スクリーン中央に絞りを移動する。
- 像の明暗が反転する場合は透過波が選択されていないので、以下の手順を行う
- 推奨
- 電子回折パターンを表示
- (参照)制限視野絞り
- [PANEL-R : Function : SA DIFF]回折モード
- [HCA:絞り選択つまみ]ハイコントラスト絞りの径を選択する。
- [HCA:絞り位置調整つまみ:前後/左右] 透過波を選択する。
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モードに戻る
- 電子回折パターンを表示
対物絞り(インギャップ)
- 簡易
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モード
- 電動対物絞りを挿入する
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:OL] 本装置の構成では常に選択されている
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:OPEN/1/2/3/4] 制限視野絞りの径を選択する。
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:◁▷▽△] スクリーン中央に絞りを移動する。
- 像の明暗が反転する場合は透過波が選択されていないので、以下の手順を行う
- 推奨
- 電子回折パターンを表示
- (参照)制限視野絞り
- [PANEL-R : Function : SA DIFF]回折モード
- 電動対物絞りを挿入する
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:OL] 本装置の構成では常に選択されている
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:OPEN/1/2/3/4] 制限視野絞りの径を選択する。
- [PANEL-L:APERTURE CONTROL:◁▷▽△] 透過波を選択する。
- [PANEL-R : Function : MAG1]像観察モードに戻る
- 電子回折パターンを表示
💡 試料を大きく傾斜している場合は絞りを挿入できない場合がある。
HX絞り(散乱 X 線防止絞り)
[HX:選択つまみ] で挿入・開放を選択する
💡 EDS使用時